麻倉もも楽曲レビュー ~自由に、気ままに。~ 第一弾 「明日は君と。~カラフル」
お久しぶりです。
先日、麻倉ももライブツアー"Piacere!"渋谷公演2日目に参加してきました。
ライブの興奮が冷めず何か語りたい気分だったので、今回は新アルバム「Apiacere」のタイトルになぞらえて、"アーティスト麻倉もも"の楽曲レビューをリリース順に書いていこうと思います。
~新アルバム「Apiacere」のタイトルについて~
さて、本題に入る前に、まずは記事の要である『Apiacere』の意味を解説していきます。
"a piacere"とは、音楽用語で「自由に、気ままに、任意のテンポで演奏する」という意味です。
クラシック音楽における曲の"テンポ"は、楽曲の表情やイメージを左右する非常に重要なパーツです。
速くても、遅くても、止まってもよし。
あなたが"思うままに"、すべては"あなたの解釈"で演奏しなさい。
そういった意味があると思っています。
"アーティスト麻倉もも"の「やりたいこと、歌いたいもの」が詰まったこのアルバムにぴったりで素敵なタイトルです。
前置きが長くなりましたが、ここから思い出話も交えてレビューをしていきます「
解釈不一致等もあるとは思いますが、これも1つの解釈だと思って読んでいただければ幸いです。
1stシングル「明日は君と。」
1.「明日は君と。」作詞・作曲・編曲 HoneyWorks
アーティスト麻倉ももデビューシングルの表題曲。
作詞・作曲・編曲は言わずも知れたあのHoneyWorksです。
メロディはアップテンポでさわやかな王道恋愛ソングといった感じ。
間奏に入るカノンロックっぽいギターソロがライブでの盛り上がりポイント。
歌詞は、毎朝バス停で見かける"君"に恋をし、きっかけを探して距離を縮めたいが、なかなか最初の一歩を踏み出せない。
そんな葛藤を抱える恋愛経験0の"私"が勇気を振り絞り、バスを降りた"君"に「私 私… 君の名前が知りたい」と叫ぶ というストーリーです。
最初に聞いたときは「なんだこれ???」と思いました。
ハニワのワールド全開すぎて、もはやHoneyWorks meets 麻倉ももじゃねぇかと。
今でもその感想は変わっていませんが、ソロデビュー曲なのでなんだかんだ思い入れの深い曲です。
今思うと、麻倉ももが歌う恋愛ソングの原点だったのかもしれません。
2.「花に赤い糸」 作詞・作曲 HoneyWorks
自身が演じる瀬戸口雛主演映画「好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~」の挿入歌です。
初の主演アニメということもあり、当時はかなり嬉しかったのを覚えています。
この曲で初めて麻倉ももというアーティストを知った。という方も多いのではないでしょうか。女性ファンが多いのもこの曲がきっかけなんじゃないかなと思います。
曲調はロックバラード寄りのミディアムバラード。
1番Bメロ終わりの「あぁ」で楽器がブレイクして、サビに入った瞬間に力強いバンドミュージックになるのが好きです。
歌詞は瀬戸口雛の心情を綴っているものです。叶わない恋だと知っていながらも、自分磨きをして振り向いてもらいたい、諦めきれないという気持ちが描かれています。
最終的には失恋を乗り越え、受け入れることで成長していくという物語になっています。
作中歌としてこれほど完成度の高い曲はなかなかないのではないでしょうか。
声優である麻倉ももだからこそ歌える1曲なのではないかと思っています。
2ndシングル「トクベツいちばん!!」
実質HoneyWorks meets 麻倉ももだった1stシングルからのこの2ndシングル。
楽曲の方向性も前作とはガラッと変わり、何がしたいのか理解に苦しんでいました。
よく語り合っていたオタクと、アーティスト麻倉ももはダメなのかもしれないと闇を抱えていた時期でもありました。
1.「トクベツいちばん!!」 作詞 谷口尚久 作曲 KOUGA
自身がヒロイン佐伯夕花を演じる、テレビアニメ『プリプリちぃちゃん!!』のオープニングテーマ。
曲全体を通して明るくポップな曲調ですが、Dメロで急にしんみりする謎曲。
サビで「ももが好きだよ!!!」と叫ぶためだけに存在している曲。
いかにも子供向けアニメのOPだなーって歌詞なので、他は特に語ることなし。
2.「箱庭ボーダーライン」 作詞 胡月みなと 作曲 KOUTAPAI
麻倉もも史上最大の謎曲にしてクソ曲(個人的感想なので叩かないでください)
80年代のアイドルソングをイメージして作られたみたいですが、ホンマか??って言いたくなるような歌です。
1stライブで聞いたときに。あれ?意外と悪くないのか...???と思いましたが、勘違いでした。
未だに歌詞が理解できないのは、自分がまだ「オトナ」になれていないからなのかもしれません。わからんけど。
3rdシングル「カラフル」
やっと俺ら"めんどくさいオタク"に希望の光を見せてくれた""神""シングル。
これこそが麻倉ももデビューシングルだ!!と騒いでいた記憶アリ。
今思えばクッソ失礼な話ですが。
1.「カラフル」 作詞・作曲 谷口尚久
前作表題曲と同じく、『プリプリちぃちゃん!!』のオープニングテーマ。
オタクたちと一緒に踊るライブの定番曲となっている。
ポップで、疾走感のある曲調。メロディを聞いているだけで『楽しさ』や『元気さ』が伝わってくるよう。
「ラッキーもハッピーも全部分かち合いたいんだ」という歌詞から読み取れるように、視聴者に元気と幸せを分け与えてくれるような前向きな楽曲です。
「みんなが必要 そう離さないよ もう迷わないよ どんな時でも どうなっても」
このフレーズが好き。
オタクたちに笑顔を与えてくれる麻倉ももさんにぴったりな曲です。
今まで考えていたアーティスト麻倉ももに関するネガティブな感情が、この1曲で全て吹き飛びました。
2.「No Distance」 作詞 高島鉄平 作曲5u5h1
全世界楽曲ランキングで堂々の1位を獲得するほどの名曲。
自分はこの曲に救われたといっても過言ではありません。
アラーム音に設定しても嫌いにならない唯一の曲。
曲調は穏やかな晴れの日を彷彿とさせるが、どこか懐かしさもあるようなメロディ。
大サビ前半で入るクラップが大好き。
人それぞれ悩みはあるけれど、一歩ずつ進んでいけば、明るい未来が待っている。辛いときがあっても、私が側で寄り添っているよ。だから大丈夫。
と、背中を押すような歌詞が特徴的です。
凹んでいる時でも、なんかやる気が出ないなーって時でもこの曲を聞けば気分が軽くなり、元気が出る。そんな詞です。
ご本人がブログでこの曲を歌う際に込めた想いなどを綴っているので、こちらもご覧いただければと。
1stライブ初日で初めて生で聴いた際に感極まって涙したくらい、個人的に思い入れの強い曲です。
アンコールくじ引き1曲目のパンプキン・ミート・パイが終わった後、連番のオタクに「2曲目で絶対No Distance引きますよ」って話していたらガチで引いて崩れ落ちたのはいい思い出です(笑)
語りすぎて疲れたので、今回はここまでにしようと思います。
2016年のデビューから2017年にかけてリリースしたシングルのレビュー(?)をしていきました。
次回はパンプキン・ミート・パイからまた適当に書いていこうと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
パレイド リリース記念イベント7/18
今日は夏川椎菜さんの3rdシングルである「パレイド」のリリース記念イベントに参加してきました。
素晴らしいイベントでしたので、レポを残したいと思います。
入場するために8階から9階へ上がると、壁一面に夏川椎菜さんのポスターが。
この日のために作られた誕生日仕様のモノもあり、スタッフの愛を感じました。
開演時間になると、スタッフから「パレイドが“自身過去最高ポイント”で、オリコン初日デイリーシングルランキング『8位』となりました!」とのアナウンス。
この名盤が様々な人の手に取られていると思うとうれしい限りです。
会場が盛り上がったところで、いよいよ本人の登場。
拍手に包まれた会場に現れたのはパンダの帽子を被った夏川椎菜さん。
客席からは笑いが漏れていました。
会場入りとともに「聞きましたか!?8位!!しかも順位だけじゃなくて、具体的な数値(ポイント)でも過去最高と言って頂けました!嬉しいです!!ありがとうございます!!!」と、興奮気味に話していました。
「パレイドは、本当にたくさん意見を言ったし、自分的にも頑張った部分がたくさんあったので、多くの人に認めてもらえた気がして本当にうれしいです。」そのほかにも、こんなド平日に私なんかの誕生日を祝いに来てくれて...的なことを言っていたと思います。
さてパレイドリリースイベント兼夏川椎菜さんのお誕生日うれ”しいな”イベントのはじまりはじまり。
表題曲”パレイド”について
夏川さんのお話から抜粋して書いていきます。
今回、1番意見を言ったのは衣装と歌詞について。
衣装はジャケットの衣装で、こういったイメージで~と言いながら画像をスタッフさんに投げて、こんな感じでお願いしますとオーダー。
今回は【仕掛け絵本】みたいな感じで、”作り物感”とか“演劇の書き割り”っぽいものをイメージし、『楽しい景色』みたいなものを作りたいと思った。
色味が毒々しい感じの衣装をスタッフさんに見せて、それに合わせたものを選んでもらった。
歌詞については、色々な歌手の歌とかMVとかを参考にして、今回のパレイドは世界観こういう感じで行きたいなと思うものをちょいちょいピックアップした。
『SEKAI NO OWARI』とか、ゲームの『NieR:Automata』のPVにある、セピア色の世界で人形がひたすら壊されていく映像とかが、パレイドの世界観に合っているなと思った。
愛される対象の人形なのにどんどん雑に扱われていく切ない感じがパレイドの世界観に合っているなと感じた。
「そんなこんなでできた歌詞で、自分の中のイメージをできるだけ伝えようとしてできた曲なので、皆さんにこうして受け入れていただけてすごく嬉しいです」
ここで次のコーナーに移ろうとするも、これまで重い話が多く、会場もしんみりといていたので夏川さんが笑いながらとっさのフォローに。
「パレイドのは決して明るい歌詞じゃないから、いろいろと考えちゃうんじゃないかなと思うんですけど、皆さんが”各々”の解釈で”各々”の救いになるような曲であればいいなという風に思っています。自分がブログに書いたことだけが正解じゃないと思うし、みんなの中の解釈でパレイドという世界観とラブリルブラの世界観を合わせて楽しんでもらえたらなと思っています」
ナンちゃんの秘蔵写真!?
フォローのはずが更にしんみりしてしまったところで、夏川椎菜さんの過去の写真を蔵出しにするコーナーに。
会場のスクリーンを使って写真を映し、その頃の思い出を振り返るコーナーでした。
最初のスライドはなんと4歳。夏川さんのパンダ好きを証明するような、上野動物公園でパンダのオブジェクトに乗った幼女夏川の写真でした。
男の子みたいなベリーショートな髪型は母の注文ミスによるもので、図らずとも『幼稚園デビュー』みたいになってしまったと苦笑い。
今でも起こる注文ミスは血によるものなのかなぁ…と言っていました。
ベリーショートだったので男の子に間違われることが多々あった。当時は男友達のほうが多く、男友達ができると自然と女の子が寄ってきて女友達もできるという連鎖だったらしく、友達作りは楽だったそうです。
幼稚園の組はペンギン組。
次は10歳(小5)のまだアウトドアな頃の夏川さん。
品川水族館でアザラシのコスプレをして寝そべっている夏川氏。謎。
叔父さんと叔母さんの家庭がかなりのアウトドアで、夏休みに祖父母の家へ帰省すると色々な所へ引きずり回されて真っ黒こげになっていたらしいです。海とかキャンプとか。
今は自称インドアの申し子なので、この頃のアウトドアさは本人からしてみると伝説級だそう。
そして14歳の夏川さん。ミューレのオーディション用に撮った写真の中からの1枚。
オーディション用なので猫被ってますね~と苦笑い。ピンクのカーディガンで萌え袖でした。あざとい。
この写真はデコ出シーナでした。
演劇部で元気な子を演じるための役作りのために、デコ出しにしていたそうです。
持ち物の8割がいちご柄のピンクで、後輩からは「ピンク先輩」と呼ばれていたらしい。
ちなみに残りの2割はパンダだったとか(本人談)
夏川:「また最近ピンクが好きになってきて、今日のスカートとかも濃いピンクなので、呼びたい人はピンク先輩と呼んでもいいですよ。許可します」
麻倉ももさんのオタクなので微妙な心境でした。
この頃から声優になりたいと思っていたけど、声優のオーディションだけじゃなくて映画の主役とか劇団のオーディションも受けていたらしい。
ミューレのオーディションでは、最終審査で1番目になってしまいド緊張の中、歌唱審査で戸松遥さん本人の目の前でBaby Baby Loveを歌ったとのこと。
夏川:「拾ってもらえてよかったなぁ…(しみじみ)」
そして割と最近のソロデビュー直後の店舗回りの写真へ。
ここではソロデビュー当時の心境を聞かせてくれました。
夏川:「今だから言えるけど、なんで今ソロデビューなんだろうとすごく思った時期でし た。
天が既にソロデビューしていて、もちょもソロデビューして、その直後に私もデビューしますという話を聞かされて。
2人がデビューしてるし、夏川もデビューさせとくか~みたいな投げやり感をちょっと感じてしまって、適当かよ~~~っていう反骨心もあったっし、
ユニットとして活動していく中で、自分の歌とかダンスとかのセンスのなさに辟易していて、嫌だなーと思っていたんですよ。
3人だからまだそれが薄れる、2人の力があるからまだ見られるものになっているけれど、ソロじゃ力不足だと思っていて。
お手紙とかでもソロデビューしてほしいと言ってくださる方々もいっぱいいて、『期待されているから応えたいな』という気持ちもあったけど、
『自分的にはまだソロデビューしたくないんだよな』といういう気持ちがないまぜになって、その時はいろんな場所でいっぱい泣きました。
スタッフさんにもたくさん迷惑かけましたね」
解釈一致。泣くのをひたすら我慢していました。
最後はTrySail1stツアー千葉公演でソロデビューを発表した瞬間の写真でした。
僕もこの瞬間に立ち会っていたので、ステージから客席を見る構図のこの写真でエモくなってしまいました。
「ちなみにこの会場にいた人っている?」との問いかけに半数以上の人が手を挙げていていました。
それに対して夏川さんは「ありがとう。ありがとう。ずっと応援してくれているんだね。ありがとうございます」って返していたのが印象的でした。
話題は公演中の詳しい内容へ。
この千葉公演ではソロデビュー発表が控えていた中で緊張しながらセットリストを消化していたので、自分のソロコーナーまではほぼ記憶がないらしい。
ソロコーナーでステージに出ていき「ここでお知らせがあります!」って言った瞬間の反応がすごく嬉しくて、救われた気分になったそうです。
ステージに出てきたときの夏川さんは少しそわそわしていて落ち着かない感じだったなというのを僕もよく覚えています。
正直、公演が始まる前からソロデビューの発表は予想していたのですが、いざ目の前でずっと応援してきた人がソロデビューすると発表した時には抑えきれないものが出てきて崩れ落ちてしまって…笑
そんな懐かしい思い出を僕も思い出していました。
ここからはソロデビュー発表当時の夏川さんが楽曲に対して抱いていた気持ちについてのお話。
夏川:「この後に歌ったのはgravityだったと思うんですけど、この曲は頂いた時から苦手意識があったというか、難しい曲だなーと思ってたところがあって、みんなの前でうまく歌えないし、この曲の良さを全然出せてないなと思っていたので、一時期本当に歌うのが嫌になった時期があったんですよ。でもこの時にみんなが目の前でうわーーー!!って言って受け入れてくれたから、この瞬間にgravityのことが大好きになりました」
「このスライドは私にとって一番思い出深い写真でした!」
Daisy Days
ここでスライドのコーナーは終わりになりましたが、続いてDaisy Daysについての話題に。
夏川:「さっきはgravityについての苦手意識はなくなったという話はしましたけど、デイジーについてはどうなの?って話じゃないですか。デイジーはね…この後もやっぱりまだ難しいなと思っていて、自分の中でgravityよりもデイジーのほうが難しいっていう意識が強かったんです。音程とかもそうだし、リズムもシャッフルなのでとりづらくて。しかも踊りも激しかったので、踊れなかったり息が続かなかったりで。本当にデイジーも歌うのが辛くなるくらいの感じだったんですけど、こうやって2nd,3rdシングルって出してくる中で、ちょっとずつ私に自信がついてきて、今回この3rdシングルで皆さんに認めて頂いたというか...私の中で歌に対する姿勢が固まったなと思うので、そこでデイジーを歌うことに対しての不安感とか歌に対しての嫌だなと思う劣等感みたいなものとかも全部消えたなって思います」
「なので…今日はデイジー歌いたいんですけど......」
いやいやいやいや待ってくれ。涙声で語った後に歌うのはやばいだろ…
そんな思いで頭を抱えていたのは僕です。目撃者がいたらそっと心の奥にしまっておいてください。
続きです。
夏川:「きっと今ならいろいろな気持ち、苦手ってだけの1つの気持ちじゃなくて、いろいろな気持ちをもってデイジーを歌えるんじゃないかなと思って、特別にデイジーも歌おうと思います。聞いてくれますか……?」
会場:「(拍手)」
夏川:「ありがとうございます!それでは聞いてください、Daisy Days!!」
いやぁ、ボロ泣きですよ。立ち禁だけどコールならできますよね?的なことを言われた気がしますが、コールすらできないくらいボロボロでした。今までで聴いてきたどのDaisy Daysよりも前向きで、とても楽しそうに歌っていたのが印象的でした。
曲後のMC
夏川:「この曲をツアーで歌っていた当時は歌うことに精いっぱいで、歌詞の事なんか考えていなかったけど『変わるワタシを見ていて』とか、『大人になりたい』って気持ちがあったりとか、そういう『変わっていっても変わらないものもあるよ』っていう気持ちを歌った曲なので、まさに今の私にピッタリというか、今の私がちょっとずつ達成できていることを歌っているような曲だなと思うので、ここでなんていうかな...Daisy Days完成じゃないけど、Daisy Daysを”私の歌”にできたんじゃないかなと思います!」
まさかパレイドのイベントでDaisy Daysが完成するとは...
夏川椎菜さんが歩んできた茨の道もしっかりと未来へと続いていたんだなと思えるような瞬間でした。とても素晴らしかったです。
このイベントに参加できて本当によかった。
パレイド2
そして表題曲であるパレイドの話題へ。
夏川:「私もさっきのスライドショーで自分の抱えていた不安だったりとか、焦りだったりだとか、劣等感みたいなものを語ってきたと思うんですけど、皆さんの中にもきっと何かしら劣等感だったりとか不安な気持ちとかがあるんじゃないかなという風に思います。
私は、この曲を皆さんの背中を押せる...少し変われた気がする私が、皆さんの背中を押せるような曲になればいいな。そんな思いを込めて歌いたいと思います」
「それでは聞いてください。パレイド」
ライブ用のピアノイントロが流れて歌い始めた夏川さんの姿を見て驚きました。TrySail2ndツアーの千葉公演で見た、人を寄せ付けないような『刺々しさ』がなくなっていたからです。
背中を丸めながら苦しむように歌う姿は変わらないものの、曲からはなぜかやわらかい空気を感じました。
きっと彼女の『背中を押せるような曲になればいいな』という自分以外の人への思いが歌に現れたのですかね。
今まで感じたことのなかった空気に不思議な感情を抱きつつ、歌に入り込んでしまいました。
曲が終わるとパレイドに関することを語ってくれました。
夏川:「この曲をもらってツアー中に歌っていた当初は、私はこの歌を『救いがない』歌だと思っていて、『自分しか救えない歌』だと思っていたんですけど、みんなも救えるんじゃないかなっていう解釈に変わってからは、皆さんの顔を歌中に見ることがることができるようになったし、歌詞の中にもあるんですけど、誰かのためにこの曲を歌うことで自分も先に進めるようになるんじゃないかなと思っているので、この曲は私の中で前向きな曲というか…みんなを救うための曲にしたいなと思っています。」
昨日僕が考察したパレイドとは正反対で、夏川椎菜さんはもう前を向いて歩いているんだなと実感しました。最初のほうに書いた「”各々”の解釈で”各々”の救いになるような曲」というのはまさにその通りだなと。
僕はこの曲を後ろ向きに捉えたけれど、夏川さんはこの曲が前に進んでいくきっかけになるかもしれないと言いました。
『パレイド』という楽曲は受け手の捉え方で色々な感情を持つことのできる素晴らしい楽曲だなと改めて感じました。
ラブリルブラ
そしていよいよラスト!初披露のラブリルブラです。視聴の段階からいい曲だなと思っていたので、初披露の場に立ち会えて嬉しかったです。
間奏に、ハイ!ハイ!と早めのコールがあったり、2番サビの終わりにあるハッピーバースデー!を言ったりと終始楽しい感じの曲でした。
「明るいだけの曲じゃないけど...」そんな言葉も本人の口から出ていましたが、僕的にはこの曲は「今くらい辛いことは忘れて楽しもうよ!」という曲に聞こえました。
特に深く考えずに全力で楽しめました(笑)
この後は特にMCもなく、会場の隅から隅へと手を振ってありがとうを伝えてから降壇されました。
手を振る姿はいつものナンちゃんって感じでしたが、歌っているときはアーティスト夏川椎菜の顔つきになっていて、1stツアーからの成長を改めて実感しました。
これからのアーティスト活動が楽しみになりました。
素晴らしいイベントに参加できたこと、夏川椎菜さんが新たな1歩を踏み出した瞬間に立ち会えたことに感謝です。ありがとう。
セットリスト
1.Daisy Days
2.パレイド
3.ラブリルブラ
終わりだよ~
パレイド再考察
やっっっっっっっとパレイドをフルで聴くことができました!!!千葉公演から長かった……
この期間に、いろいろなことを考えました。前回のパレイドの考察もたくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございました。
歌詞、MVなどがすべて公開になりましたので、また再考察をしていきたいと思います。
大部分は前回の考察と変わらないと思うので、気になる方はこちらも読んでいただけると幸いです。(パレイドについて(発売前の考察) - journey logbook)
『パレイド』というタイトルについて
パレイド(parade)には行列、行進などの意味があります。この曲のニュアンスとしては、行進の意味に近いと思います。
夏川さんの歩んできた人生、これから歩む人生を”行進”として歌っているのではないかと思いました。
夢の世界(表舞台)をきらきら見つめていた時代を経てアーティストになり、活動をするにつれ自分を見失ってしまい、苦しんでいる夏川椎菜さんの心境を詰め込んだ歌だと思います。
歌詞について
歌詞が公開されて耳コピとはだいぶ違う点も出てきたので、そこについて触れていきたいと思います。
『あぁきれいな言葉とか 言えるほどの自分じゃない だけどこの夜の孤独を越えるために 手放せないんだ』
まさかまさかの歌詞でした。
僕の中では、過去のきれいな言葉ばっかり言っていた時代の自分、つまり夏川さんが演じていた理想の自分を手放し、現実を見て前に進んでいこうという悲しいながらも前向きな部分だったと思っていました。
ですが実際には違いました。
”手放せない”んです。きれいな言葉とかを言えるほどの自分じゃないと分かっているけど、きれいな言葉で自分を守っていないと孤独な夜は乗り越えられなかったのです。
今日更新されたブログで「救いがない曲」と言っていますが、まさにその通りだなと。
自分を理解しているのにもかかわらず、釣り合わない言葉でしか自分を守れないなんて悲しすぎますよね......
『答え探しメリーゴーランド 見ないふりをするほうが 前に進んでいけるのかな 不釣り合いの言葉をつれて パレイドはつづいてく』
答え探しメリーゴーランドの部分が間違えていました。
ぐるぐると回り続けるメリーゴーランドに例えて、同じことでずっと悩んでいる自分自身を歌っているのではないでしょうか。
こんなことをダラダラ考えていないで、いっそ悩み事を見ないふりするほうが前進できるのではないか。そんなことを考えている部分だと思います。
そして”答え”が出ないまま不釣り合いの言葉(きれいごと、きれいな言葉)を連れて彼女のパレイド(人生、アーティスト活動)は続いていくのです。
『あぁ誰かのためになら歩けるかな その先へも 今は自分しか救えない きれいなうた くちずさみながら』
この部分も驚きでした。「誰かのためになら歩けるから その先へと」だと思っていたので、最初に見たときは絶望に飲み込まれそうになりました。
この曲で唯一救いとなる場面がこの歌詞だったはずなんですよ。
ある程度像がはっきりしている”誰か”のためになら前に進めるという生きる希望、歩いていく希望が見える歌詞のはずだったのに、本当の歌詞ではまだ遠い場所に一点の光が見えたかな程度なんです。
この曲中に出てくる自分以外の人はこの部分の”誰か”という不鮮明な人物だけ。
自分ひとりでずっと悩んできたのに、未だに拠り所がないこのやるせなさったらもう…...
まさに「救いがない」曲だなと思いました。
ここまでくると、最後の「今は自分しか救えない きれいなうた くちずさみながら」もマイナスなイメージに見えてきてしまいます。
この歌詞がまさに今までにさんざん出てきた「きれいごと」なのではないかなと思いました。
何も解決していないのに無理やり自分が救われているように思いこみ、後ろ向きな歌を”きれいなうた”として自分の中で処理しようとしている。そんなように感じました。
結局この歌は、自分を第三者的目線で語ってわかったような気になっているけど、最終的には何も解決せず自分でも意識しないうちにマイナスな行動を繰り返してしまっているという無限ループ的なものなんですかね。
と、ここまで語ってきましたが、まだ正規の発売日は来ていないのでここらで終わりにしようと思います。
MVにもいろいろなメッセージが込められていると思うので、それはまた次回書くことにします。
とりあえずは明日のリリイベで夏川さんの想いとかをしっかりと受け止めてきますね!!
明日中にリリイベのレポを上げられるように頑張ります。
それでは。
雨宮天ライブツアー2018"The Only SKY" in Yokohama レポ
”役者”としての『表現力』が感じられたライブ
お久しぶりです。つい先日、雨宮天さんの初となる全国ライブツアー「雨宮天ライブツアー2018"The Only SKY" 」の初日である横浜公演に参加してきました。
35度を超える猛暑の中行われたライブでしたが、会場外の暑さに負けないくらい盛り上がった、とてもアツいライブでした!!
ツアー初日からこの盛り上がり……9月まで続くこのツアーでいったいどんな進化を見せてくれるのか。ワクワクが止まりませんね。
さて、今回のライブは天ちゃんの2ndアルバム「The Only BLUE」を引っさげてのライブでした。このアルバムの世界観を随所で感じられるライブになっていたので、そのこととセットリストを振り返っていきたいと思います。
続きを読むパレイドについて(発売前の考察)
パレイドのオタクなので考察をしてみます。
僕の完全な主観なのでテキトーに読み流してください。
※7/18追記 歌詞間違えがかなりありましたが、まだ発表前の考察だったのでこのままにしておきます。正しい歌詞の考察記事はこちら(https://tr-ysp.hateblo.jp/entry/2018/07/17/225105)
最初にこの曲を聴いたのはツアー千葉公演でした。
1st以前からTrySailを見てきましたが、この公演の前半戦は今までで1番まとまりがなく、見ていて嫌になってくる ようなものでした。
今日つまらないな。なんて思っていたところでソロパートへ。夏川椎菜さんの番になり、今日は新曲を持ってきたと言うのでテンションブチ上がり。
夏川ソロの曲はけっこう刺さるものが多かったので、期待大で曲を待っていたら暗めの曲がかかったのでびっくりしました。
音の悪さもあり、歌詞は詳しくは聞こえませんでしたが、背中を丸めて歌っている彼女に引き込まれていきます。
感情が直に伝わってきて、気が付いたら曲が終わっていて1歩も動けないというのはこんな感じなんだなと思うくらいしかできませんでした。そのくらい圧倒された。
千葉公演での「パレイド」はテンションが下がりきっていた僕を救ってくれた曲です。
色々なことがありましたが、一生忘れられないライブになりました。
そんなパレイドさん、CD音源ではルーム系のリバーブをちょっとかけるだけで、ドライなボーカルにしてほしいななんて思ったり。夏川椎菜さんの心の叫びを聴きたい。
さて、前文が長くなってしまいましたが、考察をするにあたって
①誰が
②いつ
③どこで
から読み解いていこうと思います。
①誰が
詞中に出てくる「僕」を夏川椎菜さん自身という前提で進めていきます。2018/3/31のブログでは
誰しもが持ってる感情の歌だと思うので、
夏川も歌うたびに涙、聞くたびに涙したくなる素敵な曲!
と綴っているので、必ずしもそうだとは限りませんが、夏川椎菜の歌にしたほうが都合がいいので(笑)
②いつ
これに関してはいろいろな意見があるので難しいところですが、1番がTrySail結成当初、2番がソロデビューしてからパレイドと出会うまでの出来事なんじゃないかなと思っています。
背景や心情に関しては後程、歌詞と照らし合わせて書いていこうと思います。
③どこで
一人暮らしで家に自分ひとりしかいないという環境になったので、自分のことを考えることが多くなってきたのかなと勝手に思っています(彼氏は知らない)。
暗い部屋の中で自分について考えているイメージです。
ここからは歌詞特定班の方々が起こしてくれた歌詞をもとに考察をしていきたいと思います。
ゆらゆら空は沈む 真っ白な雲はどこへ行く
ふわふわ過去を超えて 僕はどこまでいけるかな
冒頭のこの部分は、「今」の心情、自分を見つめなおしてパレイドを歌ってる彼女の言葉なのではないでしょうか。
ふわふわ浮かんでどこに行くかわからない「雲」と「自分」を重ねて見ている、未来の不安定さと自分のどこへでもいける可能性を書いているのかなと思ったり。
キラキラ見つめていた 背伸びで届いた夢の世界
嘘にも傷つかない 器用さを僕に求める
「”背伸び”で届いた夢の世界」は夏川椎菜にとって憧れの場所である「ステージ」だと思っています。
アイドルオタクの彼女からしてみれば、ステージ上はキラキラしていて自分にスポットライトが当たる夢のような空間です。
そこに”夏川椎菜”として立てるのです。それはさぞ嬉しかったことでしょう。(ミリオンライブ!でもステージに立ってたじゃんwと思う人もいるかもですが、ミリオンライブ!でステージに立っているのは”夏川椎菜”ではなく”望月杏奈”という解釈です)
その反面、この頃の彼女は当時、事務所の同期3人の中で圧倒的な知名度があった雨宮天さんのおかげでTrySailとしてデビューできたとも思っていたのではないでしょうか。
彼女たちを知らないオタクたちは「あの2人誰だよw」ってなっていたと思いますし、そのことに対して劣等感を覚えていたのだと思います。
2行目の「嘘」というワードはとても解釈に困りましたが、キャラが濃くて自由な2人に対して、自分はしかっり者で支えていく、いわばサポート的なポジションなんだと自らに言い聞かせていたことかもしれません。
嫌と言えるほど強くなくて 失くしていくよ大事なもの
素敵なものを手に入れるけど 描いていた自分はもう
どこにもいない
本当は舞台上でスポットライトを浴びてキラキラ輝いていたいのに、自分は2人を輝かせるためのポジションにしかなれない。そんなのは嫌だ。そう思っていたんだと思います。
「失くしていくよ大切なもの」はアイドルに憧れていた頃の気持ちですかね。キラキラしていたいという理想の自分像。
”素敵なもの”はステージ立つ機会と応援してくれる人たち、”描いていた自分”はステージに立って誰よりも目立ち、ひときわ大きい歓声を受ける自分なのではないでしょうか。
でも実際はそうではなかった。
ほかの2人は容姿端麗でキャラも立っている。それに比べて自分は…?2人より輝く魅力は…?そんなことを考えているうちに過去に描いていた自分の理想像が崩れていったのだと思います。
あぁうまく笑えてたら 今の僕はこんなじゃない
だから身の丈に合わないキレイ事を
口ずさむのかな
「あぁうまく笑えてたら 今の僕はこんなじゃない」
この歌の最も重要な部分です。
彼女にとっての笑顔と、我々ファンが見てきた笑顔は違ったのでしょうか。
夏川椎菜はいつもステージ上で楽しそうに笑っている。
それが彼女の武器であり、好きな点でした。
ですが、この曲中の彼女はうまく笑えていないのです。嘘の笑顔とまではいきませんが、でも彼女はそれを本心からの笑顔とは思っていなかったのでしょう。
切ないですね。
チクチク茨の道 いつかの傷口開いていく
グルグル響くハウリング 歌声上げても消せない
さて、ここからがソロデビュー後の”ソロアーティスト夏川椎菜”の 葛藤を書いた部分です。
TrySail結成当初、麻倉ももと雨宮天に対して抱いていた劣等感がここでまた甦ってきます。
大きな要因としては、ソロデビューの経緯です。
雨宮、麻倉はそれぞれ自身が出演しているアニメと映画のタイアップからのソロデビューでした。
2人がTrySail 1st Live Tour "The Age of Discovery"でソロ曲を歌う中、ソロデビューしていない夏川はソロパートで歌う曲がない。だからソロ曲を作ってしまおう。そんな流れで作られたのがDaisy Daysとgravityだと思います。
当然、嬉しい気持ちよりも複雑な気持ちが勝っていたと思います。僕だったら絶対にそうです。
そんな頃に投げかけられたソロデビューの打診、それはもう麻倉と雨宮がソロデビューしたし、お前しか残っていないから凱旋公演で発表できるようにしちゃおうよ。ちょうどいい機会だし。みたいな捉え方をしてもしょうがない。むしろ当たり前だと思います。
私は余りもの。2人の背中を見て進んでいくことしかできないんだ。そんなことを思いながらDDとgravityを歌っていたのかもしれません。
「ハウリング」とはマイクで拾った音がスピーカーから出力され、またその音をマイクが拾うということを永遠と繰り返して、キーンという不快な音が鳴る現象のことを言います。
DDは彼女の自己紹介ソングでもあり、理想の夏川椎菜像なのかもしれません。
自分の口から出ている歌詞を自分で吸収し、受け入れられずより大きな音で吐き出す。これがループして彼女の中でハウリングを起こしてしまったのではないでしょうか。
弱くて暗くてイヤになるな いちいち壁にぶつかってたり
覚えたいことは忘れるのに 忘れたいことはまだ
消せないまま
ここまで書いてきたことである夏川椎菜の脆さについて表しているのがここの歌詞だと思います。
ネガティブで昔のことを引きずっている、そんな自分に嫌気がさすという感じですかね。
どこかの記事でレコーディングでは力が入りすぎてうまく歌えないということが書いてあった気がしますが、昔の自分が持っていた理想と今現在の現実のギャップで自分が見えないという点から来た悩みだったのでは。
歌い方も「覚えたいこと」のうちに入っている気がします。
「忘れたいこと」は1番の歌詞全部なんじゃないですかね…?
あぁ綺麗な言葉とか 言えるほどの自分じゃない
だけどこの夜の孤独を超えるために
手放せばいいんだ
1番では
「もし自分がうまく笑えていたらこんな自分じゃない。だから綺麗事を口ずさむのかな」
と、今の自分よりも昔の自分を振り返った言い方をしていましたが、ここでは
「綺麗な言葉とか言えるほどの自分じゃない」
といった言い方をしています。
これは今の自分と向き合うことができるようになったということなのかなと思いました。
葛藤のソロデビューを経て、TrySailの3人はそれぞれソロアーティストにもなりました。
その中で自分と向き合う心の余裕もできてきたと思います。
もう2人にぶら下がってる自分じゃいられない。そんな思いから、TrySailの中で輝くにはどうしたらいいかを考えるようになっていくのです。
TrySailの中の夏川椎菜といえば、妹ポジションだけど1番のしっかり者。キャラが濃い2人を中和するような普通の女の子。
それは彼女にとっての理想の自分ではなくても、TrySailのメンバーとしての役割になってしまった。だけど、その中でも輝く方法があるはず
そう前向きになれた(吹っ切れた)部分がここなのかなと思います。
”自分の中の殻に閉じこもって悩んでいる時間=夜”
と考えるのだとしたら、「いつまで悩んでいてもしょうがない。過去に描いた理想の自分を手放して、今の自分にできることを考えよう」と前進しようとしている彼女を表している部分だと思います。
個人的に「手放す」という表現はかなり悲しいものだなと思いました。
本人からしてみればそのくらいつらい決断だったってことなんですかね。
答え探してほら 見えないふりするほうが
前に進んでいけるのかな
不釣り合いな言葉を連れて
パレイドは続いてく
あぁうまく笑えてたら 今の僕はこんなじゃない
だから身の丈に合わない 綺麗事を繰り返してる
ここらへんは歌詞がかなり曖昧だったので、深く考えるのは発売してからにしようかなと思っています。
「パレイド」というタイトルの真意を語るにはまだ早すぎる気がするので。
あぁ誰かのためになら歩けるから その先へと
今は自分しか救えない 綺麗な歌
口ずさみながら
ここで言う「誰か」はファンのことだと思います。
TrySailの煽り担当として自分の魅力を振りまいていくことにした彼女は、理想の自分になるためではなく、ファンのために歩いていく。
ファンのためなら歩ける。そう言っているのだと思います。
泣けてきますね。
そして、過去の自分をさらけ出したのがこの「パレイド」という曲です。
この曲が彼女自身を過去から救い出し、前向きに進んでいくきっかけになったのかもしれません。
今度は悩んでいたり落ち込んでいるファンを自分の歌で救っていきたいと思っている。
というのが最後の歌詞の意味なのではないでしょうか。
と、まあこんな感じでつらつらと拙文を垂れ流していたわけですが、CDが出てからではないとよくわからないって言うのが本音です(笑)
解釈違いとかあっても、あくまで僕の主観なので、あぁこいつはこう思ってるんだな程度に読み流してください。
正解はアーティストサイドしかわからないのでリリースイベントで本人の口からこの曲について聞くのが楽しみでなりませんね!
こんな長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。
気が向いたらまたテキトーに書きます!